Filamentの導入方法と管理画面の構築方法について解説します。
Filamentはデータ駆動型の管理パネルの機能とUIをセットで効率的に作ることができます。
Filamentとは
Filamentは、Laravelフレームワーク向けの管理パネルビルダーです。簡単なコマンドや設定を使って、CRUD操作やデータ管理のための管理画面を作成できます。データベースモデルに基づいて自動生成されるため、アプリケーションの管理を容易に行うことができます。
導入方法
インストール
composer require filament/filament:"^3.2" -W php artisan filament:install --panels
上記のコマンドを実行することでFilament Panel Builderがインストールされます。
また、新しいLaravelサービスプロバイダーが作成され、app/Providers/Filament/AdminPanelProvider.phpというファイルに登録されます。
管理者ユーザーの登録
php artisan make:filament-user
日本語化
config/app.phpの言語設定を変更することで日本語化できます。
タイムゾーンも日本時間に設定します。
config/app.php 'timezone' => 'UTC', ↓ 'timezone' => 'Asia/Tokyo', ********************************* 'locale' => 'en', ↓ 'locale' => 'ja', ******************************** 'faker_locale' => 'en', ↓ 'faker_locale' => 'ja',
管理画面へのログイン
作成したユーザーアカウントで管理画面にログインすることができます。
最後に
Filamentは、迅速かつ効率的に管理画面を構築するための優れたツールです。その使いやすさや柔軟性から、開発者は手間をかけずに豊富な機能を持つ管理パネルを作成できます。
今後も、Filamentリソースの作成方法やカスタマイズ手法に関する情報を更新し、品質の高いアプリケーションを開発するための知識を共有していきたいと考えています。